To Be A Classic. -新年によせて-

あけましておめでとうございます!
旧年中は皆様の応援に支えられて走り抜けることができました。
本年もPENGUINS PROJECTをどうぞ宜しくお願い致します。


昨年は3rdアルバム「CLASSIC」をリリースできました。
久々にニコニコ動画に新作を3曲もUPできました。
ボカロPとしてはわりとがんばったかなという一年でした。
ボカロPとしてもうすぐ丸6年経って、7年目です(まじか!)。


だからこそ。
今年は変化を起こしたい。
これまでやってきた事とか、
積み重ねてきた経験とか、
過去の延長線上で生きていたくない。


「それってペンプロらしくないんじゃない?」とか
「そこまでやらなくても・・・」とか
「昔は良かったのにあいつは変わった」とか
そういうことを言われる一年にしたい。


毎年ここに書いてきた一年の目標みたいなことは今年は書きません。
その時、その時で
一番いいと思えること、
一番新しいと思えること、
一番変化すること
一番リスクが高いことをしたい。


3rdアルバムのタイトルは「CLASSIC」。
ブックレットに僕は「21世紀のCLASSICを作る」と書きました。


「CLASSICであること」ってどういうことだろう。
アルバム作りながらずっと考えていました。


思ったのは、今CLASSICと呼ばれているような過去の作品は、
発表された当時はかなりギリギリの、エッジの立った、
賛否両論の最先端だったはずなんですよね。


最初から「いかにも定番です」ていう顔をして登場した
「古典(CLASSIC)」なんてないと思うんです。


古典とは危ない橋を渡った先にある「誰もがたどり着きたかった理想郷」。


だからある意味対極のように聴こえる、イノベーションとかブレイクスルーとか、
そういった概念とじつはとても親和性が高いコンセプトだと思っています。


To Be A Classic。CLASSICになるために。
今年も音楽で旅をして、音楽で変身したいと思います。


よろしくお願いします。